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はじめまして。kemomoと申します。
このBlogは、上橋菜穂子先生の長編小説『獣の奏者』へのリスペクトから生まれた二次創作小説を公開するために開設したサイト『エリンの木の下で』のブログコンテンツ部分にあたります。
2010年8月頃、小説の公開にあたり、そのいきさつを書き記してみようと思いたち、プログを始めたのですが、当時はその一作だけで終わるつもりだったものの何故か書きたい気持ちが消えず、時々新作を追加しているため、このブログはその更新情報と上橋先生の話題を中心として、続けております。
見つけてもらえて、嬉しいです。

詳しいご紹介や二次創作小説は、→のロゴからアクセスした先の本館にてお読みいただけますが、『獣の奏者』をご存知でないかたには、まったくお楽しみいただけるものはないと思われます。とりあえずお引き取りいただき、原作をお読みいただいてからまたお越しください。お待ち申しあげております。

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2013年10月16日

文庫ゲト!

買いました。
一緒に買うつもりだった『物語ること、生きること』の方は、荻窪の八重洲と啓文堂にはなし。啓文堂を離れてすぐにiPhoneで尼に注文を入れました。

そして帰りのバスの中でまず中江有里さんの解説を読み、帰宅してミルクティーを傍らに置いて冒頭の新作掌編『綿毛』を読んだところです。(巻末じゃなくて冒頭に持って来たのですね。予想外でした。)

色々と書きたいことはあるのですが今日は諸事情で書けそうにないので、とりあえずご報告まで。


2013.10.18 追記しました。


『綿毛』では、事前の予想以上にソヨンの一族への感情や追放の経緯が語られていて、「あの親にしてこの子在りか!」とあらためて感心したりもしましたが、一つだけ新たなモヤモヤが発生してしまいました。

16ページのソヨンの述懐です。

命を奪う恐ろしい天敵、王獣の声を聞かずにすむ、大切な蓋鱗。


……え?

……あれ?

先生、だって、完結編の385ページで、こうおっしゃっておられたではないですか。

それに、王獣の叫ぴは耳塞ぎでは防げない。乱戦のさなか、王獣に襲われて転倒していく闘蛇に乗っている戦士たちが、角から手を離して音無し笛を吹くのは、至難の業だ。


これは、どうとったらよいのかしら。
人が作った耳塞ぎが不完全なので遮音能力が低い?
だけど、闘蛇編の158ページからの、エリンが初めて王獣と出会ったシーンで、蓋鱗がついているはずの野生の闘蛇が、王獣の鳴き声で身体の自由を奪われたのを見て、エリンもこう考察しています。

なぜ、闘蛇はあの音にあんなふうに反応するのだろう? 自分を支配する音なのに、なぜ、耳の蓋を閉じないのだろう? それとも、耳の蓋を閉じても、あの音は、開いている口を通して、聞こえるのだろうか……?


もしくは、

ソヨンも実はそこまでは知らなかった!

ということなのでしょうか。
posted by kemomo at 18:05 | Comment(2) | TrackBack(0) | 『外伝・刹那』関連
この記事へのコメント
東北にも、文庫は来たけどエッセイの方は入荷しませんでしたよー。尼はあるみたいな表示になってますね。尼からだとちゃんと届くのかな。
Posted by ゆうこ at 2013年10月17日 16:48
ゆうこさん、読んだ? 読んだ?
なかなかでしたよね。私も近々感想上げるので、是非そちらのサイトにも感想プリーズ!
Posted by kemomo at 2013年10月17日 17:55
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