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このBlogは、上橋菜穂子先生の長編小説『獣の奏者』へのリスペクトから生まれた二次創作小説を公開するために開設したサイト『エリンの木の下で』のブログコンテンツ部分にあたります。
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2010年09月07日

獣の奏者 外伝『刹那』を読んで

ガキの頃は教師の受けをめっさめさ狙ったあざとい読書感想文を書いていたものでした。
でも今そういうものを書く気もないし、書評家でもないし。
ここをご覧になるかたは多かれ少なかれイアルスキーで、多分同じ箇所にツボって萌えているということもわかっているので、私があえて書くほどのことがあるかな、と三日あまり悩み...。

でもとりあえず書く。

最大の印象は、この短編集には、ファンタジーの要素はないな、ということ。なくて全然問題ないです。
これは、それぞれに柵を背負った男女がそれを受け入れ合って、ささやかな幸せを得るまでを描いた、ごく普通の恋愛小説(「刹那」)。人物の生身感、実在感が凄かった。
それでも、この三編の短編が、既刊の後半二冊(「探求編」「完結編」)との空隙の期間を描いたものだから、そちらでは再び、実在しない獣を操る特殊な天賦の才を与えられた女性の生きざまと、彼女を取り巻く架空の世界を描く物語にもどることになるんですけどね。
『刹那』のおかげで、私は、9月3日以前とはまた違った目で「探求編」「完結編」を味わえると思います。まだ『刹那』を咀嚼するのに忙しいんだけど、近いうちにまた読み返すその時が楽しみでならないんです。

闘蛇編、王獣編の頃はまだ大陸・半島方面の異国情緒を感じる部分もあったけど、上橋さんは意図的にそうしてきたのか、探求編以降、織り込む用語も普通に日本の近世を思わせるものが多くなって。
それがこの『刹那』では、ますます顕著に。
もちろん、読者の誰一人としてその当時を実体験で知っているわけではないけど、少なくとも今の私たち世代なら一度は目にしているであろう、時代劇のドラマなどで描かれているかつての日本のたたずまいのなかに、エリンやイアルが紛れ込んで、暮らしているかのように思えます。
畳こそ登場しないけど、もういまでは、この物語から他の国を想起することはなくなりました。

そして、気象・気候の描写や祭りの日のエピソードをはじめとした背景描写がこれまで以上に映像的で、想像力を刺激されます。
数々のシーンがリアルに脳裏に浮かび、絵にしてみたくなってしまいました。そういう意味では、これから数ヶ月、Pixiv界隈などは大いに賑わうのではないかと楽しみにしています。私も、いつかそこに加われるようになるかどうか...。

それはさておき。

この作品が、私が買った二軒を含め、多くの書店で「児童書」コーナー"だけ"にあるとしたら、それは残念なことだと思います。
逆に、何も考えずに上橋さんの作品だからと児童書コーナーに置いた書店員の方、ちゃんと全編目を通しておいたほうがいいとも思います。講談社の営業のかた、ちゃんと書店回りして説明してますか?
ふさわしくないから止めたほうがいいと言っているのではないです。明確な見識を持って置いてください。でないと、何も知らずに買ったお母さんやPTAから、「どうしてこれがここにあったの?」と文句が来てから中を読んでびっくり、ということになりかねない。

私は昭和の生まれで、正直なところ、小学生の頃に既に少女漫画や小説などで、性行為も妊娠も中絶も知っていました。
今はなき週刊マーガレットの「あおぞら同盟」など、当時の作品は、妊娠・出産を扱いながらも、「過激な性表現」と言われているいまの少女漫画とは明らかに一線を画していたと思います。

『刹那』に関しては、30年前のそれらと較べても性表現が突出しているわけではありません。
ただ、「秘め事」における恋愛や性にまつわる倫理観は、明らかに成熟した大人の女性のそれであって、子供に読ませるべきではないというよりは、子供では味わいきれないだろうとは思います。
「刹那」での、イアルとエリンの間の結ばれるまでの葛藤も、レイプから恋愛が始まるとかいう歪んだ漫画に侵されている世代には、今更心に響かないのかもしれない。

この本を母親が買って帰って子供に与えるなら、まず先にじっくり読んでほしいです。そして、是非、与えっぱなしにしないで、あとで子供と話し合ってみてほしいです。うまくそれを話し合える家庭であれば、恋愛観や結婚観を子供と共有できる、とても有意義な機会を持てることと思います。

って、○ロ○ロSS書いたおまえが言うなスレになるような、しょうもない感想しか、表立っては書けないわけですがw
表立って書けないことは是非、別の場所で、あるいは別の表現手法で書いていきたいと思います。
...って、SS書き続行宣言ですか? いえ、まだそこまでは考えられませんです。はい。
とりあえず、チャットがしたいんですよ...。
posted by kemomo at 09:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 『外伝・刹那』関連
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